ホテルスタッフがこっそり教える淡路島のおいしい情報ブログ:淡路島洲本温泉海月館

淡路島で創業80年を迎える老舗ホテル旅館・海月館のスタッフがこっそり教える淡路島のおいしい情報をこつこつとご紹介。TVや雑誌に紹介されない情報もあるかも?

なぜ温泉旅館のクリスマスは超ヒマなのか?考えてみました。~クリスマスおすすめデートコースin淡路島

      2017/01/17


メリー・クリスマス!
って、ちょっと気が早いですね。海月館ブログ編集長のちゃんくりです。

海月館でも12月に入って和風の温泉旅館ですが、若手スタッフを中心にロビーをちょっぴりクリスマス仕様に飾り付け致しました。

飾り付けの模様をスタッフが動画に撮影してたみたいで、なかなか楽しそうですね。

遠い青春の日々がよみがえってきますね。(遠い目)

ところでみなさんご存じですか?

クリスマスって旅館は、超~ヒマなんです。^^;

今ちょっと過去の台帳を遡ってみましたが、土曜日だった3年前を除いて、過去五年間の平均稼働率は約40%。つまり半分も埋まってないんですね。これはだいたい海月館では普段の半分くらいの入りです。

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どこもかしこも人でいっぱいのクリスマス、せっかく休みを取ってイブを過ごそう!としてもホテルは大体満室で値段も平日でもお高くなってて、せっかくのんびり過ごしたいのに!って思われる方も多いんじゃないでしょうか。

カップルならまだしもファミリーでクリスマスってなると行くところないですよね。もうお家でケーキ囲んでプレゼント交換してとかで終わっちゃいますよね。ふつう。

でも、旅館は普段よりずっとずっとヒマなんです。^^;

暇なのでスタッフの休みが取りやすくって

いいね!」

ってなりそうですが。。。

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私は毎年だいたい出勤しておりまして、イブの夜は仕事終わりに職場でスタッフとケーキを寂しく食べてたりします。

そう言えば去年のイブは、部下のスイーツ男子がブッシュドノエルを手作りで焼いて来てたので、

30男の焼いたクリスマスケーキ職場で食べてました。(*_*)

 

せっかくなので実物をお見せしましょう。これがそのブッシュドノエルです↓

xcake美味しくてびっくりしましたが、

あくまでも焼いてきたのは30代男性です。orz

ということで、改めてクリスマスに温泉旅館が超~ヒマな理由を考えてみました。

クリスマスに温泉旅館が超~ヒマな理由とは?

1:欧米のイベントなので和風の雰囲気が合わないよっ!

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あくまでイメージの問題ですが、やはりクリスマスの夜を過ごすとしたら、キレイなイルミネーションや夜景が見える都会のホテルですよね。お洒落なレストランでディナーをして、夜景の見えるバーに行って、そしてお泊り。。。。(ウラヤマシイ
でも初めてのクリスマスなんてのには不向きかもしれませんが、実は意外と何回目かのクリスマスにはたまには趣向を変えて、温泉も悪くないんじゃない?って私は思いますけども。。。

2:近場のシティホテルならまだしも平日に仕事終わりで行き帰りは無理!

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じつは1のイメージの話は、何でも日本風にアレンジしてしまう我々日本人からしたら、ホントはあまり重要でないんじゃないかと、私は考えています。寧ろ温泉でクリスマスとかって逆に良いですよね。寒い冬に温泉で身体を温めてリラックスできますし。どちらかと言えば、クリスマスは大抵平日なので、仕事終わりで温泉旅館まで足を伸ばせるほど近場でない場合が多いというか、そういうイメージなんでしょうね。ちなみに海月館は神戸からだと車で約1時間です。意外と近いんですよ。

3:年末年始の休みを控えて忙しい時期に、イブ休暇なんて取れますか!

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欧米だとクリスマスは休みなので、もうホテルだろうが、旅館だろうが行き放題だと思うんですが、日本ではお正月休みが目前に控えてますので、仕事も忙しく、そんなときにイブ休暇なんぞ取ろうものなら、うしろ指刺されまくりなんじゃないでしょうか?でも実は私達の業界の様にクリスマスに暇になるという業種は結構あるんじゃないでしょうか?何せ我々ホテル旅館業は年末年始は休みなし!ですから、年末前の束の間の閑散期に休まない手はないでしょう。

という訳で、考えてみれば

そりゃ、そうだよな。

 

という理由で温泉旅館はクリスマスは。超~ヒマなんです。

でも、そんなこと言ってると上司に怒られちゃうので、一応クリスマスに温泉に泊まると良いよ!という理由も考えてみました。

 

クリスマスに温泉がおすすめの3つの理由

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1:人混みが嫌いなあなたにピッタリ!人が少ない=静か。正にサイレントナイト!

せっかく恋人や家族と良いクリスマスを過ごしたいのに、街はこの日大勢のうかれポンチ達でざわめいています。きよしのこの夜=サイレントナイトなんて、どこにある?どこにもない!

いや、ここにある。そう温泉旅館に。

2:料金が安い!つまり豪華なプレゼントや食事に予算を割ける!

空いていますので、なんだったらお得な料金プランも出てたりします。その浮いた分でプレゼントを豪華にしてみるとか、食事をいつもより豪華にしてみるとか、いろいろできちゃうじゃないですか。モノより思い出とも言いますが、モノにも思い出が宿ります。

3:ホワイトクリスマスとか寒すぎるので温かい温泉は嬉しい!

ホワイトクリスマスって言葉があるくらい、クリスマスって例年寒い日が多いですよね。そんな寒空の中、街をうろうろするなんて信じられないっ。温泉なら体の芯から、そんな冷えきった身体を温めてくれます

4:カップルの日みたいなクリスマスに唯一家族で出かけてもアリな感じ!

ホントはファミリーでもクリスマスにお出かけしたい!そんな年もあると思うんです。でもまあカップルの日みたくなってる日本のクリスマスに出かけるなんて。。。と思いますよね。でも温泉旅館にたまたまクリスマスの日に来ちゃった。みたいな感じだと、良いんじゃないかと思います。そもそもカップルとか少ないですから、ご家族連れでもゆったり過ごせますよ。

これみると

寧ろクリスマスに温泉行くほうが正解

のような気がしてきませんか?(ちょっぴり)

私が考える温泉クリスマス@海月館のすごし方をご提案

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とここまで話してきましたので、私がご提案する温泉旅館でのクリスマスのすごし方をご紹介しましょう。

(一応イブに休みが取れた設定で、出発地は神戸あたりで)

1:早起きして車で、世界最大級の吊橋、明石海峡大橋の雄大な姿を見ながら淡路島へ

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夏と違って冬はとても空気が澄んでいますので景色がクリアに見える。つまり景色を眺めるなら冬なんです。私も島外に出かける時に、しょっちゅう明石海峡大橋を渡るのですが、その度にそのカッコよさと美しさに自分までちょっとアップグレードされたような錯覚に陥ります。とにかくこの橋を渡るだけで何故かテンションが上っちゃうんですね。冬の晴れた日のくっきり澄み渡った景色の中で渡る明石海峡大橋はおすすめです。

ちなみにこの橋、所謂ネズミ捕りがいつもいる場所なので、いくら気持ちいいからといって飛ばし過ぎると高確率で捕まりますので要注意です。^^;

2:淡路島SAで休憩。明石海峡を望む絶景のスタバ(かなりクリスマスモードの店内、スタッフは赤いエプロン)でお茶休憩。なんだったら観覧車もあるので、せっかくなら乗っちゃうのもいいかもです。

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淡路島SAで一番景色の良い場所にある特別なスターバックス。店内の窓際のカウンター席から絶景の明石海峡が眺められます。寒いクリスマスの朝に温かいコーヒーを飲みながらひと休みにはぴったりです。デートっていうんなら、隣に大きな観覧車もありますので(そうSAの中に観覧車があるんです)これに乗ってみるのもいいですよね。ロマンチック度合いがアップすると思います。(ちなみにここは朝の設定ですが、夜もライトアップされた明石海峡大橋がキレイですし、対岸の明石や神戸、大阪の夜景も素敵ですよ)
http://www.jb-honshi.co.jp/kanransha/

3:淡路島って最近、オシャレなクリスマスデートにぴったりのランチスポットが増えすぎ!なので、雑誌とかで見つけたオシャレなレストランでランチ。

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ちなみに編集長ちゃんくりのオススメ、シャレオツランチスポットは、田んぼばっかりの南あわじ市に何故かある本格ナポリピッツアのお店「石窯ビザ丸」さん。店主はちゃんくりの昔からの知り合いでして、レゲエ好きの酪農家さん(このへんの言い方だと牛飼い)だったのですが、イベントでピザ作って出していたら好評で好きが高じて、酪農家からピザ職人に転身したオモシロおじさんです。ピッツアの味は絶品で日々研究を怠らない真面目な姿勢と味が評価されて、週末は島外からのお客様でいっぱいなので予約が必須です。この前ミシュランガイドに掲載されてビブグルマンをゲットしてました。ビブグルマンつまり、リーズナブルでうまい店ということで、ピザ丸さん、絶品ピッツアがリーズナブルなんですね。お店は貨物コンテナを使った個性的な建物ですが、雰囲気はなかなか良いですよ。

あとデートならこれも南あわじの田んぼの中にあるkozora cafeさんなんかも一戸建てのかわいい建物でデート向きです。可愛いだけじゃなくて珈琲や飲み物、あとケーキや、ランチのごはんもなかなか美味しいです。

いろいろとオススメしだすとキリがないので、当ブログのグルメカテゴリー等でチェックがオススメです!

4:淡路島にも結構ツリーが建ってますので、どっかでツリー見てお茶。

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イブの日は14時も過ぎてくると、結構日が陰ってきますよね。曇ってたりしたらなおさら。淡路島には結構大きなツリーがいろいろ建ってますので、クリスマス気分を盛り上げるために島内にあるツリーを探しに出かけるのもいいんじゃないかと思います。ちなみに海月館とサンライズ淡路、シーアイガ海月の3ヶ所にも結構おおきな(しかもちょっと変わった)ツリーが立っていますので、スタンプラリー的に回ってみるのもオススメかもしれませんね。写真はシーアイガ海月の先日完成した島内最大級の高さ15mクリスマスツリー(ツリートップに注目)。

5:外は寒いので早々にチェックイン!温泉で温まって、お部屋から海でも見ながらまったり。

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とかなんとか言いながらも、やっぱり外は寒いので早々にチェックインするのがやっぱりいちばんおすすめ!チェックインを済ませたら、ゆったり温泉で身体を温めて、お風呂あがりにお部屋から海をゆったり眺めて、ビールかなんか飲んじゃうのが素敵です。^_^

6:クリスマスディナーに会席料理で豪華に。食後はケーキ食べてプレゼント交換会

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これを読んでる都会的な皆様は、正直フレンチとか食べ飽きちゃってるかと思います。^_^ クリスマスにまでフレンチ?って具合に。そうやはり日本人は和食ですよね。という訳で、海月館の自慢の会席料理に舌鼓を打ちながら豪華に和食クリスマス。そしてケーキを食べて、プレゼント交換!もう完璧ですよね。

7:あとはもう自由に!

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ということで後は、もうご自由に館内のカラオケボックスで騒ぐなり、温泉卓球を楽しむなり、まったりお部屋で過ごすなり、0時まで開いてる温泉大浴場に入るなり、イブの夜を楽しんで下さい!(^○^)

最後に

最後に今日ロビーの写真を撮っていましたら、かわいいお客様を発見してしまったので、記念にツリーの前でお写真撮らせて頂きました。赤ちゃんプランでのお泊りのH様でした。ママのお腹には新しいご家族が。素敵ですね。

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では、本日はこの辺で。

(ちゃんくり)

 


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編集長 ちゃんくり

編集長 ちゃんくり

編集長/クリエイティブ・ディレクター/カメラマン株式会社かいげつ/Kurage lab
淡路島出身。大学を卒業後、外資系販売会社を経て、淡路島に帰還。ウェブ関係の仕事をしつつ、縁あって2004年頃から淡路島の某ホテルのウェブマーケティングのお手伝いを開始。2012年より現職。他にカメラ/デザイン/企画などなんでもやっているのでクリエイティブ・ディレクターとカッコつけてますが、訳すと何でも屋です。趣味は美味しそうな食べ物の写真を眺めること。クラビング。コーヒーなど。海月館グループITCセールス&マーケティング室長/海月館グループWEB販売研究所KURAGE LAB所長。

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