忘新年会シーズンの〆に気になるアレ?!淡路島・夜9時からのラーメン事情!
2017/01/17
海月館ブログスタッフのYAMA-CHANです。
12月に入り淡路島もすっかり寒くなりました。帰り道には身を縮ませながらあったまるものをおなかに入れたくもなる季節。
ちょっと一杯ラーメンでも、なんて行きたくもなりますよね?
(え、そんなことない?!)
また忘新年会などご宴会が多くなる季節でもあり、お客様からもご宴会後にラーメンを食べられる店などお問い合わせいただくこともございます。
というわけで今回は海月館のある洲本市街で、夜の21時以降にラーメンを食べられるお店を紹介したいと思います…
が!
実は淡路島は比較的ラーメン文化が弱い地域、夜21時以降なんかにはラーメンを食べられるお店が限られてきてしまうんですよね…。
しかしそこは歴史と新しい感性の入り混じる街、洲本!
ラーメンという枠に縛られず、「麺類」全般にフィーチャーして、老舗のそば屋から気鋭のニューヌードルまで範囲を広げてご紹介いたします!
餃子天国
「弁天さん」として親しまれる洲本の中心にある神社、厳島神社の鳥居からすぐ、餃子天国さん。
名前の通り、餃子をはじめとした中華のお店ですがラーメンも扱っています。
中はオーソドックスな町の中華屋さんの風情です。
ラーメンのメニューが豊富。ここはあえて基本のラーメンよりチャンポンメンで。
しょうゆ味のあんに刻み野菜と肉のシンプルな具材。
ビジュアル的には派手さのない、普通のチャンポンメン。
味もいたってオーソドックスな醤油味。
最近流行の派手なラーメンの数々を食べなれた人にはちょっとパンチが足りなく感じるかもしれません。
しかしこのオーソドックスさが宴会などの後で〆に食べたりするにはバッチリはまります!
接待でのご飲酒の経験が多いお父様方には心当たりがあるのではないでしょうか…
酔ってる塩梅の時には飾りっ気よりシンプルさと懐かしさがうれしい感じ!
塩分と油分がアルコールが巡る体内を次第にクールダウンしていくのが分かる…
酔いもひと段落して、せっかくなら餃子も食べたい!どうせならビールも頼みたい!
…といきたいところですが今回は麺にフォーカスしているのでまた今度にします!
こんな方にオススメ!:懐かしのラーメンで〆たい派の方・2件目もまだまだ中華料理でガッツリいきたい方
餃子天国 0799-24-4609
Googleマップ 洲本市本町4丁目2−11 海月館から徒歩9分
~22:30 水曜日定休
浜乃屋
前述の餃子天国のすぐ隣、浜乃屋さん。
同じ懐かしの雰囲気でもこちらは和風のうどん・そば屋さんです。
呑んだ後の〆や、麺以外の食事でも人気のお店です。
提灯の灯りがともる雰囲気がたまりません。
〆というかこのまま熱燗でももう一杯なんていきたい雰囲気ですね…
残念ながら今回は「麺」の取材!涙をしのんでお酒は我慢!
注文は女将さんからおすすめいただいたすじうどん。関西人はほんと牛スジ好きですよね。
流行りのコシのさぬきうどんではなく、やわらかい関西のおうどん。
いたってシンプルなごく普通のおうどんですが、ほろりととけるスジ肉がいい!
あとやっぱり決め手は和風の「だし」ですね。
以前はどぎつい味のラーメンなんかが好きで、呑んだ後には食したりしていましたが
段々かつお節や昆布の香りにひかれてきました。
日本人の魂はやはり和に還るのがさだめか…
酔ってるときは和風だしの香りがたまりませんね。
そば派の方はご紹介できず申し訳ございません!
おそばに合わせて熱燗てのもよさそうですよね。ぜひ実物をご賞味ください。
こんな方にオススメ!:日本人ならやっぱり和風!という方・麺を肴に熱燗なんていきたい方
浜乃屋 0799-24-0438
Googleマップ 洲本市本町4丁目2−11 海月館から徒歩9分
20:00~翌0:30頃 火曜日定休
淡路島ラーメン ポプラ
こちらも厳島神社近く、イオンとエディオンの間からまっすぐつながる大通り「堀端筋」沿い、
洲本市のラーメン屋と言えばここ、淡路島ラーメン ポプラがあります。
もともと「サッポロラーメン ポプラ」の名前で古くから続くラーメン屋で最近改名しました。
店先に浮かぶ玉ねぎのイラストの看板が目印。
店内はこちらも昔ながらのラーメン屋さんですね。
こういう雰囲気の方が落ち着く方も多いのでは?
せっかくの淡路島、ここは一発淡路島ラーメンを頼みましょう!
見た目も量もワイルドな感じ。
豚肉・もやし・たまねぎ・若布と山盛りの具材の中でも
特に目立つのがこれでもとふりかけられたオニオンフライ。
やはり淡路島と言えば玉ねぎ?
スープはもともとサッポロラーメンの名を冠していたこともあり味噌スープ。
ボリュームが多いので、宴会後の〆などで利用するには少しきついかもしれません。
しかし〆にはこれぐらいのボリュームでなければしまった気がしないガッツリ系男子も多いはず!
では早速いただいてみましょう…
シンプルながらもガツンとくる塩気と脂!!味もワイルドです。
コッテリと濃い味付けの、昔ながらの味噌ラーメンの味付けですね。前述の2つのお店より、より塩気の強い濃厚なスープです。
オニオンフライのコクがさらにラーメンの味に満足感を与えていますね。
濃厚なコクと塩気と脂と山盛りの具材をドンと盛り込んだ
これぞ「男」のラーメン、いや「男の子」のラーメンです!
男子の皆さん、小さいときに食べたかったラーメンってこういうものじゃありませんでしたか?
ご当地ラーメンや、家系なんて先進的で精錬されたラーメン店も多数増えましたが、
童心に還ってかつて食べたかったワイルドなラーメンを食してみるのもいかがでしょうか?
こんな方にオススメ!:アッサリよりコッテリといきたい方・「あの頃」好きだったラーメンをもう一度…な方
淡路島ラーメン ポプラ 0799-22-0076
Googleマップ 洲本市本町5丁目1-37 海月館から徒歩8分
11:00~22:00 金・土11:00~24:00 火曜日定休
旨辛食堂るつぼや
淡路島ラーメン ポプラのほぼ向い、堀端筋から曲がる細い小路を入ると「新開地」と呼ばれる淡路島最大の繁華街があります。
近年新規出店ラッシュ激しく、淡路島で今もっともアツい地域となっているここ新開地にあります、オレンジの看板が目立つお店、それが旨辛食堂るつぼやです。
こちらの店長は元々洲本市で「ヤーマンカレー」の名前で人気のあったカレーショップの店長で、
本格的にお店を持つにあたり、居酒屋とカレーショップの複合ショップとして「旨辛食堂るつぼや」の名前で新しくオープンしました。
淡路島の食材と、スパイシーな味わいで評判のカレー店。
実は洲本市内はカレーショップも少ないこともあり、食事から1次会・はしごした最後の〆にまで人気のカレーで評判のお店です。
お店の主役はもちろんカレーライスですが、麺を使ったメニューも販売しています。
こちらがそのカレーヌードル。
最後に〆るどころかむしろ元気が出そうな迫力のビジュアルですが、人気のカレーショップだけあって味はバッチリ!
麺はラーメンというよりスパゲッティ?ぽいもちっとしたまっすぐな麺。
カレー味のスープのラーメンというよりカレールーに麺を入れているような感じ。
生玉ねぎのスライスがトッピングされていたり、カレーといっしょに煮込まれた牛肉が入っていたりと
いわゆる「カレーラーメン」とは少し違う印象ですね。
「ヤーマンカレー」時代から具材やスパイスの研究に熱心だった店主のこだわりがつまったルーは深みのある味わい。
ルーにとろみがあるので麺にしっかり絡んで口に運べます。
カレーの美味しさを活かしたヌードルです。
しかしここで思ったこと…
カレーがこんなに美味しいのなら普通にカレーライス食べたい…
でも追加でもう一杯はさすがにツライ!
そこで私を含む同様の感想を感じる皆様に朗報です!
麺を食したタイミングでごはんの追加サービスがあります。
これを残ったスープに入れて〆にカレーリゾットが食べられます!
カレーライスを食べたかった願望が成就しました!
ご飯はサービスなので食べられなさそうなら断るほうがいいかもですね。
深夜遅くまで開いており、後ろの時間を気にせず楽しめるため、
スナックで呑んだ後、〆にカレーを食べにくるお客さんもたくさんいる模様。
これからは「〆にカレー」ブームが来てる…?
こんな方にオススメ!:カレーにも麺にも目がない方・気鋭のニューヌードルに挑戦したい方
旨辛食堂るつぼや 0799-20-5761
Googleマップ 洲本市本町4-2-23 海月館から徒歩8分
18:00~翌3:00(L.O.翌2:30)
番外編:淡路軒
最後にご紹介したいのはこちらの淡路軒。
実は洲本市のお店ではなく、軽トラックで淡路島島内各地をまわる屋台のラーメンなのです。
周回の際は昔懐かしチャルメラが響き渡ります。
淡路島で知らない人はモグリとさえ言われる人気のラーメン。その人気の秘密とは?!
プラの器とシンプルなスープに屋台のラーメンの素朴な味わいを感じますね。
スープは業務用らしいですが、美味しさの秘訣は麺にあります。
実はこちらの麺は未加熱・未乾燥の生麺!
小麦の香りが豊かなので、食すと生麺ならではの小麦の味わいが口の中で広がります。
スープのシンプルさが麺の味を引き立てているような気がします。
屋台のラーメンを食べるという楽しさも合わさって美味しさも一際。
しかしここで一つ悲しいお知らせが…
どうやら洲本市周辺へは火曜日・金曜日にしか周回しないとの噂…。
タイミングが合わないと食せないまさに幻のラーメンなのです!
出会ったらラッキー!その時にはぜひご賞味ください!
タイミングが合わなくてもどうしても食べたい…!という方は電話で出前をお願いしてみるのもいいかもしれません。
他の曜日にも洲本市を周回しているかもしれないので、もしかしたら来てくれるかも…?
フロントにお問い合わせいただいても結構です。
海岸で海を見ながら屋台のラーメンなんてなかなか乙なもんじゃありませんか…?
こんな方にオススメ:幻のラーメンを味わう機会を逃したくない方・屋台ラーメンのシチュエーションを楽しみたい方
淡路軒 090-8792-6485
ご紹介したお店は淡路軒を除くと、いずれも海月館徒歩10分ほどの立地になります。
少々遠い距離かもしれませんが、冬の冷たい空気に触れて、
お店までひと歩きというのも冬の宴会の楽しさかもしれませんね。
それではまた!
(YAMA-CHAN)
やまちゃんYAMA-CHAN
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